お久しぶりです。
ブログを書くのは久しぶりですし、シャドバのブログを書くのはもっと久しぶりです。
シャドウバースも1周年を迎え、第5弾カードパック「ワンダーランド・ドリームズ」が6/29に登場しましたが、それによって環境は大荒れです。
ニュートラルの強化をモチーフにしてカードデザインが行われたようですが、強化の度合いは留まるところを知らず、今ではニュートラル軸のデッキではないと戦えない環境と化しています。
また、先行の勝率が凄まじいほどに高く「コイントス」で勝敗が決まるゲームとまで言われる始末に。
しかし、運営もそれを対処しようと動き出しました。ランクマッチのデータを元に、毎月ナーフをしていくと宣言しました。
そして本日、7/31に第5弾カードパック「ワンダーランド・ドリームズ」が実装されてから初のナーフが行われます。
対象となるカードは7種類。
この記事では、この7種類のカードに対するナーフについての個人的感想を書いていきます。
長すぎるので2つの記事に分けます。この記事では7種類のうち4種類のカードについての感想を書きます。
・1枚目
環境トップであるニュートラルヴァンパイアには必ず採用されてると言っていいカード、〈トーヴ〉。
2/3/3だったステータスは2/2/2と大幅に弱体化されました。自分の場にニュートラルフォロワーが出たとき突進を持つという部分は変わっていません。流石にこれだと弱すぎるので、攻撃不能は無くなりました。
2/2/2のステータスで突進を持てるというメリットを持ちますが攻撃力も体力も両方下方修正されたのはかなり痛い。
攻撃不能は無くなったものの「ニュートラルフォロワーが自分の場に出たとき突進を持つ」という能力を活かせなければただの2/2/2。つまりファイター。いや、アリスやフェリアのニュートラルバフを受けれないのでファイターより弱いですね。
正直ここまで弱くなるとは思っていませんでした。でもまぁ、ナーフされないとかよりはこっちの方が全然いいです。
今現在はレジェンドをも凌ぐ強さで環境に蔓延っているトーヴくんですが、全く見ることは無くなるでしょう。
・2枚目
続いても環境トップであるヴァンパイアデッキのフィニッシャー、〈昏き底より出でる者〉という超絶ぶっ壊れカードを何故か6ターン目に出せるようにしてしまう〈バフォメット〉。
エンハンス:5でデッキから攻撃力5以上のヴァンパイアフォロワーをサーチするだけでは飽き足らず、そのコストを3も下げてしまう恐ろしいカード。
「ワンダーランド・ドリームズ」が実装される以前は、アザゼルをサーチしてOTKだったり、セクシーヴァンパイアをサーチしてちょっぴり強かったりしたものの、〈昏き底より出でる者〉という悪魔が実装されてからは大活躍。
そんな〈バフォメット〉ですが、エンハンスが削除され攻撃力5以上という条件も無くなり、只々ヴァンパイアフォロワーを引っ張ってくるだけのカードとなりました。もちろんデッキに眠る自分自身を引っ張ってくる可能性もあります。
この仕打ちを見れば「弱体化しすぎだろ!」と思うかもしれませんが、他のクラスのサーチカードであるルゥやメイドリーダー、ドラゴサモナーに比べたらこの能力が妥当です。
しかし、このナーフにより被害を受けたデッキは多く、不満に思っている人も居ると思います。自分は〈昏き底より出でる者〉をバフォメットのサーチにかからないようにするだけで十分だと思ってましたが現実は思ったより厳しかったですね。
このナーフ内容を見たとき、運営はランクマッチの環境だけを考えた修正を考えており、他のデッキ(アザゼルOTKやコントロールヴァンプ等)を好みや縛りプレイなどで使用しているユーザーの事を考える気はあまり無いのだろうと思いました。
まぁ、環境を調整するってのもとても大変なのでしょうね。
・3枚目
バフォメットをナーフに追いやった存在。悪魔界の問題児〈昏き底より出でる者〉。
「ワンダーランド・ドリームズ」ではヴァンパイアに強いカード多く実装されました。そのカードの数々やバフォメットの存在も相まって生まれた最強のカード。
実装前は単体で見れば、確かにぶっ飛んだカードではあるが、ビショップのヘヴンリーイージスと同じような「出せれば強いし勝てる」感じのカードでした。
しかし、いざ蓋を開けてみるとヴァンパイアの序盤~中盤の制圧力が恐ろしく、バフォメットを5ターン目にエンハンスで使えるという状態に。
更には6ターン目にこのカードをプレイするだけで、7ターン目にエメラダやアルカード、ビーストドミネーターなどと合わせることで20点を簡単に削ってしまうといった最強ムーブがそれほど難しくないという環境になってしまいました。
そんな問題児は効果で与えるダメージが全て5ダメージに減少。(進化しても変わらず)
つまり、進化した状態で顔面を殴ったら、今までは16ダメージだったのが13ダメージに。
これだけではあまり弱体化してないように見えますが、バフォメットのサーチで確定させるのが極めて難しくなり、コストも下がることが無いのでまぁまぁ妥当な修正といった感じです。
しかし、これだけナーフされたヴァンパイアでも、豪拳や緋色といった強カードがあるので環境から完全に消えるとは思いません。数はかなり減ると思いますが、それでも十分強いカードなのでランクマッチでもたまに見かけるでしょう。
・4枚目
お次はニュートラルのカードです。アリスに繋げる3コストのカードとして優秀であり、シャドウバースを先行ゲーにしているカードの一角〈ゴブリンリーダー〉。
実装前は、3/1/2でターン終了時にゴブリンを1体出すといった至って普通の効果に見えたが、実際運用してみるとアリスが強すぎたために先行3ターン目のゴブリンリーダーがとても強力に。倒さないと無限にゴブリンを生成するので処理の選択を困らせるカードでもあります。
そんなゴブリンをシャドウバース界のスーパースターに仕立て上げたゴブリンの長は早速ナーフされることが決定。
3ターン目に出されることが非常に強力だったので3/1/2のステータスは4/2/3へと変更。
4ターン目はアリスが出せるようになりますし、各クラスには強力な効果を持った4コスのカードがあるので数はかなり減り、見ることは殆どなくなるでしょう。
〈前編〉はここまで。〈後編〉では残り3種のカードについてとまとめをするので、そちらも是非見てください。
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